一般色覚者
|
P型色覚特性者
|
D型色覚特性者
|
2021/06/23 | 医療薬剤学研究室 同門会(薬学部新講義棟とカフェテリア完成)を更新しました。 |
2019/12/21 | 医療薬剤学研究室 同門会(薬学部講義棟の増築始まる!)を更新しました。 |
2018/12/20 | 医療薬剤学研究室 同門会(平成最後の師走にあたり)を更新しました。 |
わが国においては、食品及び医薬品の表示デザインに関して、日比野らがデザイン心理学の視点から、その研究の重要性を唱えている(日比野治雄、ファルマシア、2009)。
また佐藤らは2010年に一般用医薬品(以下、OTC薬と略す)におけるユニバーサルデザイン(UD)の現状を調べ、特に高齢者社会におけるUD導入の有用性を明らかにした(佐藤ほか、医療薬学、2010)。一方、我々は次のような予備的な調査研究結果を得ている。
1. | 医療用医薬品外箱の主要色相を調査した結果、背景色に青系統色を用いた製品が多い。循環器系の薬効を持つ 製品の背景色は赤系統色が多く、CUDの観点からは問題がある。 |
一般色覚者
|
P型色覚特性者
|
D型色覚特性者
|
2. | 病院施設内廊下の色分けされた誘導案内情報に、色覚障害者が認識困難な配色例がある。 |
このCUD領域における研究は黎明期であり、特に医療分野では研究が始まったばかりであるが、本研究が製薬関連企業のCUD導入推進にいち早く結びつくようにしたい。