摩訶泉会(まかせんかい)のご案内
摩訶泉会とは・・・
当時、健康保険八代総合病院薬剤部では瀬尾先生の発案のもと、症例検討会や勉強会などを「摩訶泉会」と称し、部内薬剤師の自己研鑽の場としておりました。「任せなさい」という語呂とともに、知識が湧き出る「大きな泉」という意味合いを持たせたネーミングです。そのため、薬剤師は頭脳労働者ですので、知識や情報を収集し、薬学的なエッセンスを加えて、加工した情報を提供する ~まさに薬剤師にしかできない仕事~ を目指して研鑽を積むことが求められます。
この「摩訶泉会」では、薬学を俯瞰し、様々な視点からの情報共有や薬剤師力の向上を目指していきたいと思います。内容は、文献紹介・レビュー、症例検討、新薬紹介、基礎薬学の復習、日薬の認定試験対策講座などを予定しております。薬学に興味のある方であれば、どなたでも歓迎いたします。
開催曜日:原則、毎月 第2、第4火曜日 19:30より21:00(最長)
場所:崇城大学薬学部 本館講義室P300(3階)
主催:崇城大学薬学部医療薬剤学研究室 担当:門脇
共催:崇城大学薬学部臨床薬学研修センター
※崇城大学薬学部の場所はgoogle mapで「崇城大学ビックス」で検索ください。
オーダーメイド教育を目指して
我々は日頃、身近なところで、常に周囲からの多種多様な刺激(ストレッサー)に反応しながら日常生活を送っているが、人の感受性の多様さは、ある程度、パーソナリティ構造の基本的相違によるもので、当然のことながら、教育現場において学生が認知するストレスに関しても同様なことが考えられる。そこで、我々は薬学生のメンタルヘルスに配慮した教育を目的として、毎年、研究室配属時に各学生の交流分析とストレス度評価を行っている。
交流分析は東大式エゴグラム(TEG)を用いて一斉に実施し、TEGのパターン分類に基づきパーソナリティを推定している。一方、ストレス度の評価には、唾液アミラーゼ活性値を指標として応用した。 下記の図は、学生6名(A~F)のTEGパターンを示したものである。
1.ゼブラフィッシュ初期胚を用いた医薬品安全性評価システム構築 2.味センサを用いたガバペンチン粉砕時の苦味評価とその制御に関する研究 3.食品及びサプリメント成分の抗酸化活性の評価と薬物治療への有効利用に関する研究 4.淋菌およびE.Coliに対するキノロン耐性の年次推移 5.ツロブテロール経皮吸収製剤の放出特性評価に基づく有用性・安全性に関する研究 6.ジャーマンカモミールを用いたマウス掻痒行動抑制効果の評価 7.においセンサ(e-nose)の使用環境整備とその応用 8.カラーユニバーサルデザインの研究(施設環境、医薬品外装) 9.クワンソウエキス含有ドリンク剤の睡眠に及ぼす効果 10.後発医薬品の品質評価(味、ニオイ、添加剤など)・・・アムロジピン 11.唾液アミラーゼ活性測定によるストレス度評価 |
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香港大学から短期留学生を2名受け入れました。
施設訪問(病院) |
施設訪問(保険薬局) |
薬剤師がつくる薬学生向け情報誌「CHEMIST」 vol.5 に 記事が掲載されました。→こちらより |
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薬剤師がつくる薬学生向け情報誌「CHEMIST」 vol.5 |